投資人生は先物取引から始まった

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最初に手をつけたのは、先物取引

私の投資人生は、先物取引から始まりました。
先物取引会社に原油の取引を営業されたことから、投資の世界に引きずり込まれました。

原油先物価格が、$25〜$35を行ったり来たりしている頃です。
初めは50万円から始まりましたが、なんだかんだで150万円に膨れあがり、あっという間に無くなりました。

価格が上がるからと購入を勧められ、値が下がると怖くなって損切り。
値が下がってもなんとか我慢しようとすると追証が発生し、資金の充当。

その頃はまだ今のようにネットでユーザーが直接取引できる環境にありませんでした。
確か手数料は、一回につき8500円だったと思います。
先物会社に電話して原油買い何枚。てな具合で、その度に手数料を取られる仕組みでした。

電話の注文ですから、取引のタイミングは後手後手に回ります。
そして電話口で「それでいいんですか?」的な小言が飛び出してきます。
先物会社は手数料を取ることが本業だから価格が上がっても下がってもあまり痛みを感じないようで、
そんなことを繰り返しているうちに資金が底をつき、撤退を余儀なくされました。

その後原油先物価格は$140まで高騰しましたから、じっと我慢出来ていればなんて考えたりしします。
もちろんその後また$40切るまで暴落しましたから、破産していたかもしれません。

『原油は絶対上がります。』と言う宣伝文句で、それを信じたアホが金をドブに捨てただけの話ですね。
欲に目が眩んだ事には間違いありません。

今日から新しい自分を始めます。

このブログを始めるきっかけになったブログがあります。

『トレードで、感情のコントロールが出来ないと負けが続く。
負けが続く熱くなり大きなベットを賭ける。
負けを取り返そうと大きなポジションを持つ。
たいていの場合ロスカットになり、さらに傷を大きくしてしまう。
結果、チャンスをじっくり待てず妥協して条件を緩和したトレードをしてしまう。
そして、利益の出るトレードを見逃し自己嫌悪に陥る。
あるいは、サインが出ても疑心暗鬼になり躊躇したために遅すぎるエントリーの原因になり、
エントリーした瞬間に逆行される。』

どんなにこうなってほしいと強く思っても、それは思いであって相場は関係ありません。

『上がっているなら売りより買いが多いだけであり、それ以上の意味はない。
下がっているなら買いより売りが多いだけであり、それ以上の理由はない。
ノイズにやられてもいいから損は小さく、利益は伸ばす。何回も入り直す。
理由など考える必要はない。』

トレードに手を染めてもう10年以上になりますが、何の努力もしてきませんでした。
相場の勉強など何もいないのに無謀にエントリーし、負けてそれを取り返そうとして、失敗してきました。
何のルールも持たず、単なる希望のみでエントリーしたことが失敗につながりました。

これからは、何が必要かを見極め、努力をしながら自分でルールを決めていこうと思います。
自分のトレードをブログにすることで、日々の取引の記録に役立てたいと思います。
さあ、始めましょう!

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